皆さま、こんばんは。またまたコロナの波が押し寄せてきていて、本来、街がキラキラしてくる華やかなシーズンに心躍らせている場合ではなくなってきましたね（ ; ; ）涙
しかししかし、そんな時こそ、プラスに捉え「アロマでお籠り美容」をいたしましょう！！
暴飲暴食を誘引する忘年会もおそらく今年は少なめに・・・・
ダイエットのチャンスですよ！！夏よりも冬の方が痩せやすいですからね！
免疫力を低下させないよう、きちんと食事、きちんと睡眠ですよ。
是非、アロマで日々のストレスを軽減し、ダイエットに繋げていただきたいです。
そうなんです。。。
これまでずっと、「これで痩せます。」というような精油などは無く、「日々の生活にアロマセラピーを取り入れて頂き、ストレスを軽減させることでダイエットをスムーズに行えるようにしましょう。」という、あくまで補助的なものとしてのお話を進めてきました。
確かにその通りで、私もそれを実践して来ましたししています。精油はお薬のようなものでもなく、必ず効果がある、というエビデンスがあるものはまだまだ少ないのが現状です。
ですがですが、もっと直接的にダイエット効果が期待できると言える精油はないのか？というのが今日のお話です。
答えは、、「期待できる精油は、あります！！」ということです。
皆さま、覚えていらっしゃいますでしょうか？（→と言っても、私と同世代くらいの方にしかお伺いできないくらい昔の話ですが、、、20年くらい前！笑）とある化粧品メーカーから発売された、塗るだけで痩せるという、夢のようなローションのことをー！買いました私はー！
そのローションには、グレープフルーツ精油が入っておりました。（当時は、ただグレープフルーツの香りというだけで、それが精油なのか何なのかまでは知りませんでしたが。）
何本か使用したのですが、思うような結果が出ず、その後は忘れ去ってしまいました。。。
そうです、「グレープフルーツの香り」についてです。
あの時は、あまり信用できないまま忘れ去っていましたが、最近の研究では、グレープフルーツ精油の香りによる匂い刺激に痩身効果があることが、わかっているんです。
ここからは神経についてで難しい話になりますが、
グレープフルーツ精油の香りによる匂い刺激（グレープフルーツ精油の香りを脳で感知すると）、胃腸を支配している交感神経である迷走神経を抑制することで消化•吸収機能が低下します。刺激が長引くと、食欲が低下します。さらに、脂肪細胞を支配している交感神経を興奮させることにより、白色脂肪細胞を分解、それにより生じた脂肪酸により褐色脂肪細胞が熱を生産していきます。結果として体脂肪が減少する、という流れです。
永井克也 富研一 ベンゼル智子 （2019). 医者がすすめる科学的アロマセラピー 香りの効果を自律神経で解明！ かざひの文庫,96
ラットだけでなく、ヒトでも実験され証明されています。
しかし大事なのはここから！！！
①香りは、一定時間嗅ぎ続けることで効果が得られる。（実験では、30分芳香し続けて、90分後に被験者の体表面温度（背中）が2℃上昇したとのことでした。）
②グレープフルーツは、食べてはいけない。（香りを嗅いだときには、体温上昇が約３時間続いたのに対し、食べた場合は30分間ほど上昇してその後は低下したということです。）
③グレープフルーツ精油の香り刺激は、やり過ぎ禁物。（こちらは、ラットでの食欲減退効果の実験からですが、週３回、13時から15分間行って効果を確認できたところ、毎日やると、摂食量、体重ともに増加してしまったということです。）
④グレープフルーツ精油の香り刺激は、休息期に効果を発揮する。（①の実験は、夕方5時から行われた結果で、朝10時から行った実験では体温上昇が認められなかったというのです。
永井克也 富研一 ベンゼル智子 （2019). 医者がすすめる科学的アロマセラピー 香りの効果を自律神経で解明！ かざひの文庫,
つまり、毎日ではなく（週3回くらい？）夕方の時間帯以降、休息期である比較的活動が盛んでない、リラックスしたタイミングで一定時間グレープフルーツ精油の香りを嗅ぐと、脂肪溶解と熱生産が行われ、痩身につながっていく。。。
と言えるのではないでしょうか。
夜のリラックスタイムにグレープフルーツ精油の香りをおともにしてみてはいかがでしょうか。毎日は逆効果ですよ！そして、食べないでくださいね！！！
